タイタニア国でかつて使われたダーコーヴァの秘術により生まれた巨大な三つ首の獣。
前タイタニア国王であるガロン王がかつてバレンタイン国との戦争で使用し、見事バレンタイン軍を退けたが
この秘術を使用した者は徐々に正気を失い、本能のまま全ての生物を貪り食らう暴獣と化す。
本編での正体は、バレンタイン国の王子にしてベルベットの双子の兄であるイングヴェイ。(ネタバレにつき伏字)
青目(氷)、赤目(炎)紫目(毒)の3つの首を持ち、
各々の首が個別のHPを保有、HPバーの配置もこの順番で並んでいる。
''以後、それぞれの首の位置はダーコーヴァの獣の初期位置(左を向いている状態)を基準に
左、中央、右の頭と呼称する。''
当然右を向いている時は左右の頭の位置が逆転するので注意。
右にある前足を後方へ振りかぶった後、引っ掻き攻撃を行い更にその先へとサイクロンのような竜巻を飛ばす。
攻撃中の前足付近に毒煙が発生し、接触すると毒を受ける。
見えてからダーコーヴァの後方へと回避すれば避けられる。
震えながら体全体を僅かに上へと持ち上げ、しばし後に背中の毛を針状に逆立てて突き刺す。
判定は意外に下方にも広いが、地上に居ればまず当たらない。
左にある前足を真上へ振りかぶった後、前足を叩きつけて衝撃波を発生させる。
攻撃判定はそこそこ広いが、右の頭から後方へは判定が届かない。
振り上げた前足より上方には判定が発生せず、空中に居ればまず当たらない。
小さくジャンプしながら、プレイヤーの近くの位置へとジャンプしてくる。攻撃判定は発生しない。
上方画面外へと一気に大ジャンプし、特定地点(プレイヤー付近?)に落下してくる。
当たるとかなり大ダメージを受けるものの、大ジャンプが来たら一方向に走り続けていればまず当たらない。
体全体を海老反りにし、頭を持ち上げてその位置を入れ替える。
一定時間後に両手を叩きつけて衝撃波を発生させ、元の体勢に戻ると共に入れ替わった真ん中の首が広範囲の特殊攻撃を行う。
この際に発生する衝撃波は地面に居なければ当たらない。
それぞれの首の特殊攻撃パターンは以下の通り。
なお元の体勢に戻る際、特定地点の地面に足場になる柱を発生させる。
(もともと柱があった地点では、さらに柱が伸びる。柱の長さが最大だった場合崩れる。)
この柱が発生した地点の傍に居た場合はダメージを受けるので注意。
柱が発生する地点には、画面手前に視界を妨げる折れた木の切り株がある。頭を持ち上げたら、切り株から離れるべし。
赤目(炎)の頭が左にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
前方に炎のリングを発射してくる。接触すると炎上+ダメージ。一度食らうかこちらの攻撃を当てるかすると消滅。
HPが減ってくると複数個連続で発射してくる。
ダーコーヴァの背後に居てもブーメランのように引き返してきて、画面外から突然攻撃されることもあり非常に危険。
赤目(炎)が左にある場合にはダーコーヴァの前方を陣取り、炎輪を吐いて来たら即消せるようにしたい。
なお、ダーコーヴァの後ろ脚付近を陣取っている場合、炎輪は地面の下を通ってプレイヤーの背後に回ってくる。
この時に辛うじて視認することが可能なので、炎輪が地面下を通りすぎていくのが見えたら
即座に追いかけ、浮上してきた炎輪を迎撃することも可能。
赤目(炎)の頭が中央にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
主に中央の頭より前方への広範囲の地面を炎上させる。侵入すると炎上+ダメージ。空中に居れば当たらない。
後方への範囲は狭いので、後ろ脚より後方に居ればまず当たらない。
空中攻撃を軸に戦えば良いが、炎上した地面に着地しないように注意。
なお炎の中に柱が立っていた場合、その柱の上に乗れば安全に攻撃が可能。
赤目(炎)の頭が右にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
口から真下に溶岩の塊を吐き、ダーコーヴァの前方へと転がっていく。こちらの攻撃を当てると消滅。
HPが減ってくると2個連続で吐いてくる。
後方に陣取っていればまず当たらない。
青目(氷)の頭が左にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
口から氷の塊を落下させ、地面上で砕けながらバウンドしてくる。一定回数こちらの攻撃を当てることで消滅。
判定は狭いのでよほど接近しない限りはまず当たらない。
青目(氷)の頭が中央にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
中央の首の真下から、複雑に伸びる氷の柱を発生させる。接触すると凍結+ダメージ。
範囲外から攻撃することで破壊可能。
青目(氷)の頭が右にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
右の首の真下とその前方の地面上に2つの毬栗のような形状の氷球を設置。接触するとダメージ。
HPが減ってくると3つ設置してくるようになる。こちらの攻撃を当てると消滅。
紫目(毒)の頭が左にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
口から螺旋状の2本の針金のようなものを直線状に発射する。接触するとダメージ+毒。
この攻撃をしている際の紫目(毒)の頭には近づかないのが無難。
紫目(毒)の頭が中央にある場合に、他の頭との同時攻撃で使用。
中央の頭を中心に毒の煙を吐いてくる。接触するとダメージ+毒。
範囲は見た目ほど広くはなく、攻撃判定が発生している時間も極短い。煙が薄らいで来たら攻撃に移って問題ない。
アンチドートの効果時間中は全くダメージを受けない。
基本としてダーコーヴァの獣の後ろ脚辺りを陣取り、空中に攻撃できる技やジャンプ攻撃で3つの頭を攻撃する。
原則として空中攻撃であまり滞空できないので、空中での通常攻撃連打では徐々に落下してしまう。
可能ならば滞空するタイプの技か、キャラごと空中へ飛び上がる技を軸にして戦うと良い。
魔法薬はサイクロン・トキシック・ボルケーノ以外の攻撃魔法薬はほぼ有効。特にキラークラウドと相性が良い。
毒煙を発生させる攻撃はアンチドートの効果で無効化できるので、攻撃チャンスを増やすならばアンチドートも用意すると良い。
中央の頭の真下からハイスラスト→空中通常攻撃で落下、のループが3つ首全てに当たるため大変はかどる。
空中でのニードルストライクやニードルストームも効果的。POWが切れても上昇攻撃や空中通常攻撃の性能が良い。
また青目(氷)以外の頭はブリザードや空中フリーズランスなどで完全凍結が狙える。
この状態では中央の首しか攻撃できなくなるため攻撃チャンス。またブリザードの場合、効果中は炎輪を無効化できるのも大きい。
スパイラルクローが貫通するため相性が悪そうではあるが、アークホイールがかなり多段ヒットするため効果的。
後ろ脚から前方へ向かってアークホイール、着地後振り向いて再びアークホイール、が非常に優秀。
突き詰めるならば、↑□⇒空中通常×2⇒アークホイール、とすると効果的にアークホイールが命中する。
また、後ろ脚の位置からジャンプ→空中でリバースクローも3つ首全てに当てることが可能。
プラズマサークルをかけておくとダーコーヴァを硬直させることもできる。
なおカラドボルグは左の頭を攻撃しにくい点に注意。
通常攻撃で複数の首を攻撃することができないが、逆に言えば厄介な首に集中砲火してさっさと落としてしまう戦法が使える。
真っ先に落としたいのは赤目(炎)の頭。炎輪が厄介な上、地面炎上が無くなるというのも大きい。
地面が炎上している時以外は、常に地上で斜め上へ射撃して頭を狙っていくスタイルがすぐにリロードできて効率的。
PPは空中でのラウンドショットか炎輪を消し去るためのフォゾンバースト、あるいは持続攻撃できるハンターショットに使うと良い。
あまり動かない敵なのでブリューナクも効果的。コール系はスピリッツ以外、頭の位置の関係上効果が薄い。
後ろ脚の辺りから前方へ向かってフェイタルレイド⇒回避キャンセルで元の位置、のループが効果的。
POWが切れたら↑□と空中通常攻撃を軸に戦う。もしも頭付近に柱が立っているならばそこから攻撃しても良い。
PPはルナティックやナイトメアブラストも良いが、バーサーク中ならパルサーシェイドが3つ首全てに命中して一気に大ダメージを出せる。
空中通常×4⇒着地直前にアラウンドフレア、がほぼ無限にループして入り、全ての頭を攻撃しやすく好相性。
危なくなればスイングエアライドで離脱できるのも大きい。炎輪も怖くない。
毒煙が空中に充満している間も、地上からアラウンドフレアで中央と右の頭に攻撃することも可能。
炎上効果の都合上、赤目(炎)の頭が最後に残ってしまうことになるが
そこまで来ればまず苦戦することもないだろう。